トップページ > クリーニングQ&A

クリーニングQ&A

知ってて得する クリーニングのまめ知識


水を使わない洗い方から「ドライ」と呼ばれ、水の代わりに有機溶剤を使って洗濯します。有機溶剤には「石油系溶剤」や「塩素系溶剤」などがありますが、毒性も低い石油系溶剤のほうが一般的には使用されています。


  • 長所は・・・・
    • 人の皮脂など油汚れがよく落ちます。
    • 洗濯後、型崩れ縮みが起こりにくい。
    • 生地の風合いが変化しにくい。
    • 色落ちしにくい。
    • 繊維を傷めにくい。
  • 短所は・・・・
    • 汗などの水溶性の汚れが落ちにくい。
    • 飾りボタンなどの付属品が、溶けたり変化したりする場合がある。


ご家庭での水洗いと同様に汚れを落とすために「ソープ」という洗剤が必要です。<br>/ ドライクリーニングでは水溶性の汚れを落とすなどの目的のために使用します。水洗いでは洗濯後は毎回、排水しますが、ドライクリーニングでは蒸留やろ過などの方法により、溶剤を再生浄化しながら洗います。ホワイト急便のドライ洗剤は「さわやかソープ」を使用し、ドライクリーニングでは除去しにくい水溶性の汚れの除去力を高め、衣類にやさしいソフトな感覚で仕上げられています。


ドライクリーニングでは汗等の水溶性は完全には除去できないため、夏場のズボンはクリーニングに出しても、臭いが残ってかえってくるというのをご経験されていると思います。汗の主成分である食塩が30%、塩化アンモニウムが50%になってますが、実際通常のドライクリーニングだけでは、この汗汚れはほとんど落ちません。そこでドライ溶剤の中に「汗取専用の洗剤」を入れて「汗取の洗浄」をすることにより、今までドライクリーニングでは落とせなかった汗汚れが、かなりの割合で落ちるのが汗取洗浄です。この洗浄にはダニ・雑菌・カビ・黄変・虫食いなどの予防にもなります。


  • 油溶性のしみ
    • バター、肉、魚、マヨネーズ、皮脂、化粧品、機械油、てんぷら油など。
  • 水溶性のしみ
    • たんぱく質(肉類、魚、牛乳、卵)、食物のでんぷん類(うどん、ごはん)など。
  • 不溶性のしみ
    • 泥や排気ガスのような水にも油にも溶けないしみ(土ぼこり、砂ほこり、自動車のススなど)
  • 特殊なしみ
    • 付着してから古くなった果汁や汗しみ、コーヒー、紅茶、醤油、ソース、インク、 ペンキ、ガム、口紅、コールタールなど。


クリーニング後の衣類をポリ袋ごと収納しがちです。ポリ袋のまま保管すると、通気性が悪くなって湿気をとじこめてしまい、カビや虫食い、変退色の原因となりますので、必ずポリ袋から取り出して保管ください。風通しの良いところに、1時間位かけてから保管するのがベストです。


お客様からお返しいただいたハンガーは、熱消毒後、ホワイト急便にて再生利用しております。変形等で再生利用出来ないハンガーは処分いたしますので店頭へお持ちください。


ホワイト急便の過失により衣類に傷をつけたり、紛失してしまった等の事故が起きた場合下記の内容により賠償させていただきます。


(事故原因所在)クリーニングの事故原因所在を以下の三つに大別します。

  • クリーニング方法及び取扱い方法に過失がある場合
  • 製造者(メーカー)の企画・製造等に過失がある場合
  • 使用者の使用方法及び保管方法等に過失がある場合

(賠償範囲)

  • クリーニング洗浄による損傷
  • しみ抜き工程による損傷
  • プレス仕上げによる損傷
  • 不明及び紛失
  • その他の原因による損傷につきましては、繊維製品における専門機関の鑑定、もしくは繊維製品品質管理士の鑑定による判断に基づくものとします。

(賠償対象外)

  • 製造者(メーカー)の企画・製造等に過失がある場合
  • 経年劣化及び変化の著しい素材で企画・製造された商品(ポリウレタン加工等)
  • 染色堅牢度の弱い素材で企画・製造された商品
  • 接着方法に問題のある素材
  • 熱セット性が弱い素材で企画・製造された商品(プリーツ加工、しわ加工等)
  • クリーニング方法が全く異なる素材で組み合わされ企画・製造された商品
  • 組成表示や洗濯表示に誤記が見受けられる商品
  • 表示責任者の名称と連絡先の表示がない商品また、海外表示のみの商品
  • 通常の使用に耐えない素材で企画・製造された商品
  • その他企画・製造等に起因する事項
  • 使用者の使用方法及び保管方法などに過失がある場合
  • 化学薬品などによる変退色が見受けられる商品
  • (整髪剤・パーマ液・洗剤・漂白剤・バッテリー液・排気ガス等の付着によるもの)
  • 汗や日光・照明による変退色や脱色
  • 着用時に発生した破れ・ほつれ・糸引き・ボタン取れ等
  • 使用者保管中の損傷
  • 経年劣化及び変化によるもの
  • 組成表示・洗濯表示・メーカータグのいずれかが欠落した商品
  • その他これらに類する使用者による事故

(賠償条件)クリーニングの事故原因所在を以下の三つに大別します。

  • 当該商品お渡し予定日より30日間以内に番号本タグ付商品に事故が判明し、お申しで頂いた場合、もしくは弊社が事故扱いと認めた場合に限ります。
  • 補償時必要となります商品購入価格については、購入時の領収書・レシートを必要とします。 それ等が紛失、または手元にない場合につきましては、商品製造年月日を基準としたメーカー調査を行い、当時の参考価格を元に購入価格を決定させていただき、 『クリーニング賠償基準』に則り補償いたします。メーカーと連絡がとれない、又は商品の確認が取れない場合につきましては、クリーニング料金の水洗いは20倍、ドライ洗いは40倍を限度として補償いたします。
  • 時価を超えての補償、商品への付加価値には応じられません。
  • 当該損害弁償品の返却及びクリーニング代金の返却は出来かねます。
  • メーカーが製造物責任(製品の欠陥により消費者が生命・身体・財産に損害を被った場合、製造者などに賠償責任を負わせること。PL法)に任ずるように、 お客様に代わって事故賠償交渉を弊社が行う場合もございます。


ホワイト急便のハイクラスクリーニングは通常のクリーニング工場で洗わず、専門のハイクラス工場にて洗濯しております。ハイクラスクリーニングはその衣類が、高価なもの、お客様にとって大切なものなどにお勧めしております。工程としては洗いに於いても「防菌加工」「柔軟加工」などが施され、衣類の状態を最良に保つことができ、仕上げも職人の手により1点1点、丁寧に仕上げを行っております。高価なもの、大切なものは是非、ハイクラスをご指定ください。お客様にとっても必ず満足が頂けるものと思います。
  • 「風合い保護加工」・・・衣類の素材に合わせて、丁寧に洗い、いつも新品感覚。
  • 「防菌・防カビ加工」・・・虫やカビをよせつけません!
  • 「樹脂仕上げ加工」・・・小じわが少なく、サラッとした仕上がり。
  • 「帯電防止加工」・・・いやーな静電気はもう心配ございません!
  • 「衛生加工」・・・オゾンの力で脱臭し。細菌・有機物質を分解します。
  • 「特別包装(半和紙)」・・・通気性があり、そのまま保管ができます。


衣類の超撥水の溶剤を吹き付け、熱で十分になじませます。加工後は衣類の表面に膜を張る状態になりますので、水はじきをよくし、雨のしみ等を防ぎます。食べこぼし等でもしみをはじく防汚効果もあり、衣類にしみがつきづらくなり、布などで拭くだけで落ちます。色々な種類の衣類に加工できます。(ウール製品のスーツ、コート、ネクタイ、スキーウェア等)
表面に加工されている加工剤がクリーニング時に洗い流されて、表面の汚れも一緒に落としますので、よごれは非常に落ちやすいです。特にネクタイは食べこぼしが多いのでお勧めします。
クリーニングした衣類は、撥水効果は無くなりますので、再度撥水加工を施してください。


乾いたタオル・ハンカチ・ティッシュ等ですばやく吸い取り、おさえるようにして、水分や油分吸収させる(おさえる時にこすらないで下さい。毛羽立ち、スレの原因)
アイロン等で熱を加えないこと。
水分の含んだおしぼり等でふかないで下さい。
基本的にはここまで応急処置をし、ホワイト急便の特殊しみ抜き(有償)にお出しください。